相続に強い税理士になるための副読本 実例でわかる、という本の出だしに、国税専門官になったが面白く無いので税理士を目指した後に、仕事が面白くて10年も働いた、ってあったんだけど、ほんとかな?と思う。
理由。
税理士試験って、まぁまぁ難しい試験だと思うんだけど、税務署職員は10年勤務で税法免除、23年勤務で会計学も免除になり、晴れて税理士資格をゲットできるらしいんだよね。
つまり、面白くて10年「も」働いたんじゃなくて、税理士試験に合格できないから10年「も」働かないと税理士の資格を手に入れられなかったと、普通の人は思うよね。
例えば、税理士試験に合格したら合格証書があるから、それでわかる。もし持っていないなら、結局税法免除。10年働くことによって免除。
まぁ、真偽は本人と周りの人ならわかるけど、税理士試験に合格したとは書いていなかったから、試験には合格していないんじゃないかなと思う。
つまり、試験に合格したら辞めるつもりが試験に合格できないから10年働きました、でもそれだとかっこ悪いから仕事が面白いから10年働きました、って読めるんだよね。
税理士の資格は基本は税務署職員の退職後の資格だから仕方がないけれど、普通に10年働いて税法免除になって辞める人は聞く。
さて、この人はどちらかな?